新米店長奮闘記〜仕込み編③〜
皆さん、こんにちは!
旭ヶ丘のてんちょ〜が通りますよ( ´・Д ・`) 丿
今回も懲りずに仕込みについてのご紹介をさせて頂こうかと思っております。
テンダーの入れ方、包丁での筋切りに続いて
『厚みの調節』についてお伝えします✨
チキン南蛮に使用されるムネ身やモモ身は、一枚一枚形や重さがバラバラです。
食材は生き物ですからね。
その中から規定の形や重さに合ったものを厳選するのですが、美味しいチキン南蛮を作るには厚みの調節も必須です!
厚みに差があると、厚い部分とそうでない部分と熱の入り方に差が生まれます。
そうすると、厚い部分に熱が入る間にそうでない部分に熱が入り過ぎてしまい美味しさのピークを超えてしまい品質が下がってしまいます…
厚みを調節することで、均一に熱を通し
ムラなく揚げることが出来ます☺
大切なポイント!
①厚みの調節はお肉を削ぐように開くこと。
②調節は厚い部分だけ、薄い部分に合わせる。
厚い部分に切れ込みを入れても厚みの差は変わらず凸凹するだけです。熱は通りやすくなりますが、見た目がよろしくありませんし粉つけの作業の手間が増えます。
削いで開くことで平らなまま厚みが均一になります。
品質を落とさない為には包丁を入れる回数を最小限に抑える必要があります。薄い部分に合わせる様に厚みを調節することで余計な手間も省けて品質を高めることも出来ます✨
さて、今回はこの辺で!
最後に、『かしこさが1上がる雑学』を…
「トランプの絵札、Kキングは王様、Qクイーンは女王、Jジャックは王子ではなく召使」
ではまた次回!
ありがとうございました!( ´・Д ・`) ノシ